2015年7月2日木曜日

GUNKAN March 行進曲『軍艦』 - 海上自衛隊横須賀音楽隊

2014年2月9日日曜日

被災地の現状

 宮城県の松島かき祭りに行ってきました。 
 陸上自衛隊東北方面音楽隊の演奏を聴くのがおもな目的です。 
 前回、このイベントでの演奏は2011年2月。震災の34日前です。



 この動画の聴衆のうち、どれだけの人々が被災されたかと考えると胸が痛みます。 

 観光地としての松島は、被害が少なかったこともあり、ほぼ復興した印象を受けました。 
 では、他の地区はどうでしょうか。松島海岸駅から、石巻方向の矢本駅までJRのバスで向ってみます。途中のJR仙石線は津波の被害が大きくて、いまだに復旧工事中です。 


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 途中の野蒜駅。駅というよりも、その跡地です。 
 この駅は内陸への移転が決まっているので、この場所では永久に復旧しません。 
 しかし、大きな瓦礫だけが取り除かれたまま、取り壊されることもなくそのまま残っています。 
 駅前にはコンビニがあったそうですが、今はこのような姿です。 



 店内がいまだに震災直後の姿のままだということは、経営者の安否が心配です。 
 この地区は津波の被害が特に大きかったそうで、バスに乗っていても半壊した家屋が多く目に入ります。 



 東京で報道やネットだけを見ていると、避難生活や瓦礫処理が終わりあとは復興、という印象を受けていましたが、実際に訪れてみると実態は違っていたということです。 
 訪れていた数時間のあいだにいろいろ考えさせられることが多い一日でした。 





2013年8月2日金曜日

銀座猫ポンちゃんの訃報

 銀座の地域猫ポンちゃんが、今年の5月24日に亡くなってしまったそうです。

ポンについてのご報告

 晩年は親切なかたに引き取られて家の中で暮らし、見守られながら息を引き取ったとのこと。厳しい運命になる地域猫が多いなか、安らかな最期で本当に良かったと思います。 

 長年にわたって銀座の路上で、道ゆく無数の人間たちを見上げてきたポンちゃん。きっと、いろいろ感じていたことがあったでしょう。 もし会話ができたのなら、どんな話が聞けたのでしょうか。

 今ごろは雲の上で他の猫たちに「そういえば、ビデオカメラを構えた変な男がいてさー」とか。




看板猫ポンの一生 その1

看板猫ポンの一生 その2

看板猫ポンの一生 その3





2013年7月6日土曜日

ラーメン二郎 品川店


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 健康診断も終わったので、ラーメン二郎の品川店に初めて行ってきました。 
  
 中年には手ごわいラーメン二郎ですが、あらかじめ昼食はサンドイッチで済ませて、サントリーの黒ウーロン茶や太田胃散を用意して準備は万全。 

 19時過ぎに向かうと、数名の行列が。品川とはいえ繁華街からは離れていて決して立地は良くないのですが、さすが二郎。大学の男子寮が近くにあることも影響しているかもしれません。 

 二郎の暗黙のマナーの一つには早食いがあるので、すぐに店内に入れました。 


 土壇場でちょっと怖気づいてしまい、を選択。私がもっと若ければ大ダブルですが。 
 でも、店員に頼むトッピングには「ヤサイ・ニンニク!」とお願いしましたよ。すると 


 モヤシ+キャベツと、刻み生ニンニクが乗った二郎ラーメン。それをかきわけて麺をすすると、太麺にスープがよく絡んでいて本当においしい。 

 「油脂・塩分・化学調味料」がたっぷりという、今どきの風潮に逆らう背徳感が二郎の魅力ですね。 

2013年6月25日火曜日

今どきの自衛隊ドラマ




TBSの日曜日午後九時のドラマ『空飛ぶ広報室』が終了。皆さんは見ていましたか。

開始数分、主演の綾野剛を見て皆さんこう思ったでしょう。

「こんな長髪の自衛官、しかもこんな優男の戦闘機パイロットはイネーよ」

戦闘機パイロットはF1ドライバーと同様に、体にかかるGに負けないために全身、特に首を鍛え上げているのです。

午後八時から大河ドラマで演じる松平容保には似ていたけれど、九時から演じるこっちの役にはリアリティの面で問題があったか。

でも容保の役は歴史上しかたがないことだけれど、ずっと眉間に皺を寄せて悲憤慷慨し続けているじゃないですか。こっちの仕事もできて、本人やファンのためには良かったと私は思います。


体を鍛え上げていたといえば、救難隊員の鈴木亮平。これは似合っていたけれど、最近主演した映画の印象が強烈すぎてどうも。

それと、飛行隊長が勝俣州和! こちらは

「アッコさんスゲー! 竹槍でミグを撃墜してる!!」

とか言い出しそうで心配でした。

八時から勝海舟だった人は、九時からは帝都テレビの局舎からついに一歩も出られなく終わってかわいそう。

とはいえ、そんなことを挙げていてはキリがありません。刑事ドラマといい医療ドラマといい、昔から職業もののテレビドラマはどれも詳しい人間が見れば噴飯ものではありませんか。

重要なのは、自衛官が「ドラマになる職業」として認知されたということです。

でも、それが気に入らなかった人たちもいるようですね。朝日新聞とか、赤旗とか。

『空飛ぶ広報室』で右傾化するなら、今度の宮崎駿のアニメを見た子どもたちはどうなっちゃうんですかね。こっちはゼロ戦ですよ~