TBSの日曜日午後九時のドラマ『空飛ぶ広報室』が終了。皆さんは見ていましたか。
開始数分、主演の綾野剛を見て皆さんこう思ったでしょう。
「こんな長髪の自衛官、しかもこんな優男の戦闘機パイロットはイネーよ」
戦闘機パイロットはF1ドライバーと同様に、体にかかるGに負けないために全身、特に首を鍛え上げているのです。
午後八時から大河ドラマで演じる松平容保には似ていたけれど、九時から演じるこっちの役にはリアリティの面で問題があったか。
でも容保の役は歴史上しかたがないことだけれど、ずっと眉間に皺を寄せて悲憤慷慨し続けているじゃないですか。こっちの仕事もできて、本人やファンのためには良かったと私は思います。
体を鍛え上げていたといえば、救難隊員の鈴木亮平。これは似合っていたけれど、最近主演した映画の印象が強烈すぎてどうも。
それと、飛行隊長が勝俣州和! こちらは
「アッコさんスゲー! 竹槍でミグを撃墜してる!!」
とか言い出しそうで心配でした。
八時から勝海舟だった人は、九時からは帝都テレビの局舎からついに一歩も出られなく終わってかわいそう。
とはいえ、そんなことを挙げていてはキリがありません。刑事ドラマといい医療ドラマといい、昔から職業もののテレビドラマはどれも詳しい人間が見れば噴飯ものではありませんか。
重要なのは、自衛官が「ドラマになる職業」として認知されたということです。
でも、それが気に入らなかった人たちもいるようですね。朝日新聞とか、赤旗とか。
『空飛ぶ広報室』で右傾化するなら、今度の宮崎駿のアニメを見た子どもたちはどうなっちゃうんですかね。こっちはゼロ戦ですよ~
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